泳げるようになりたい!でも子供の頃、スイミングに通わなかった・通うことができなかった。そんな風な方に伝えたい!何歳から始めても泳げるようになりますよ。その理由と泳げるようになるためのコツをお伝えします。
何歳からでも始められる理由5つ
何歳からって!と思うかもしれません、が実際に何歳からでも始められるという印象です。
骨に負担がかからない
水泳は、水の中で行う運動のため、体重が足などにかかりません。肥満の方が、まず減量のために水中ウォーキングを勧められるのも同じ理由です。歩行だけでも足に体重の3倍ほどの重さがかかっているといわれているほど、負担が大きくなります。
これに対して、水泳の場合は浮きますので太っていても痩せていても足にかかる負担は変わらないのです。泳ぐ場合は伏し浮き状態ですので、骨に負担がかからず運動できますので、歩くと足が痛い場合でも水泳は可能なのです。
故障が少ない
泳ぐ行為は、骨などに負担がかからないため、怪我が少なくなります。もちろん無理に動かすなどする、筋肉痛になる、などはありえます。しかし、普通に泳いでいて、故障する可能性は、ジョギングやウォーキングに比べて少ないといえるのです。そのため、関節が弱くなっているとしても、水泳は可能になります。
全身運動になるので動きやすくなる
水泳は全身運動です。水圧が全身にかかるので、むくみが解消したり、血行がよくなったりするという効果が期待できるそうです。そのため、動きがスムーズになることも期待できます。
痩せたり、ほどよく筋肉がついたりすることで、スタイルがよくなるかもしれません。
何だかんだいって楽しい
水泳は疲れます。苦しいこともあります。しかし、なぜかすっきりします。そして楽しいと私は思います。コレ、泳げるようになるとさらに楽しくなりますよ。
身近にたくさん存在(仲間も多い)
スイミングに通いたかった、通えなかった、だから今からでも泳げるようになりたい、といって練習している方がたくさんいます。そして、私の通っているジムの仲間はそこから4泳法できるようになった方がほとんどです。仲間は必ず見つかります!仲間がいれば、お互いに張り合いも出ます。
効率よく泳げるようになるためのコツとは?
じゃあ、一体どうすればいいのさ?にお答えします。
きちんと習おう!
基本の泳ぎ方があります。これを身に着けた方が簡単に泳げるようになります。そして、身につけるには習うのが一番の近道です。大人になると、他人から教わることに抵抗を覚える方もいるかもしれません。習うときは、子供に戻ったと思って受けてみるといいと思います。中途半端に泳ぎを覚えてしまっている場合も、習い直した方が早いことも多いです。
習える場所を見つけよう!
習える場所は実はいくつかあります。
- スポーツジムのレッスン
- スポーツジムのスクール
- スイミングスクール
スポーツジムのレッスンは、エアロビクスやヨガなどと同じプログラムのひとつとして実施されているものに参加することです。そのため、ジムの月会費を支払うだけ、予約などもいりませんし、その時間にプールへ行って参加するだけでOK。ご自身の都合に合わせて参加できます。水慣れプログラムからクロールなどたくさんの種類がありますので、習得に合わせて参加しましょう。ただ、時間と曜日がきっちり設定されているので、ご自身がジムに行ける曜日と時間に設定されているか確認して入会しましょう。
スポーツジムのスクールは、ジムでの有料レッスンとして設定しているところ、水泳教室として実施しているところ、などさまざまです。こちらの方がスイミングスクールに近い形で実施されているので、効率的です。ただ、その決まった時間と曜日だけなので、今週は行けなかったけれど、となると会費が無駄になる場合も。
スイミングスクールは、成人コースが設定されているスクールを探して入会します。泳力に合わせて級の設定やレッスンを受けます。ジムと異なり、スイミングの他にヨガや筋トレマシーンなどを利用できないところがほとんどです。
習える場所はどこにある?
習う種類はいくつかあります。しかし、続かなければもったいないです。そのため、ご自宅や勤務先など通いやすい場所にすることをオススメします。
さらに、好みや相性は当然あります。見学や体験を設定しているところがほとんどですので、ぜひ問い合わせて見学や体験をしてから決めてください。もっとも、実際に入会してみて通いづらい場合は、他のところに変えてもよいと思います。
ゆっくり焦らずに続けよう!
覚えのよい子供ですら、4泳法を習得するには数年単位でかかります。身体が出来上がってしまった大人ならなおさら時間が必要です。そのため、焦らずに続けていくことが大切です。ジムのレッスンのように何でも参加できる場合、まずはクロール、と設定しても平泳ぎを並行して受けてもよいのです。少しずつでもできるようになっているのを発見できるでしょう。
泳げるようになれば、今度は速く泳ぐことや大会参加など新たな目標も出てくるかもしれません。
まずは、毎回のレッスンを楽しく参加してみてください。迷っている方は、ぜひ見学や体験をしてみてください。まだ早いと思えば、しなくてもよいのです。また泳げるようになりたいと思ったら行動できるのが大人のよいところ。子供のように学校の成績が~とかみんなは泳げるのに自分だけ~とかいったシガラミもありません。
繰り返しますが、習得までにある程度の時間はかかります。誰でも同じです。そのため、なるべく早く一歩を踏み出した方がいいとは思います。
泳ぐことはとても楽しいです。ぜひひとりでも多くの方が泳ぐ楽しさを感じてほしいと思っています。
もちろん現在は未曾有の新型感染症の不安もあります。不安が大きい方は、新型感染症がある程度収まってからがよいでしょう。素直に楽しめるのが一番ですから。