図書館って勉強するところじゃないの? | ULTRA SOUL!はれくらの雑感ブログ

図書館って勉強するところじゃないの?

大阪の図書館が自習禁止になっており、学生さんが大変な思いをしているんだとか。
いやぁ、勉強したいのにすることろがないっておかしいと思います。
だって、昔からなぜだか高校は休みの日に自習できる雰囲気ではないです。
せいぜい放課後くらい。
セキュリティの問題なのか分かりませんが…。
予備校に通えるくらい家にお金があれば、予備校の自習室で勉強できますが、そんな
裕福な家庭の事情のところは多くないでしょう。
だいたい、予備校は電車で通うところが多く、高校生には交通費だけで厳しいですね。
通学定期も作れませんし。
で、選択肢は図書館になるわけです。
図書館は自習スペース作ればいいじゃないの、と思います。
出身の横浜市は地下に自習室がありました。
それでも、横浜市の人口の多さはすさまじいので、座席がなかったりして、徒労に終わることもありましたが
ないよりマシ、早起きして朝一番に行けば確実に座れます。
盛岡にあった岩手県立図書館は学生(高校生)用に化した自習席がふんだんにあり、さらに岩手大学が高校生用に図書館と同じ棟にある部屋を使っていない土日は開放していました。
岩手大学は、自分たちの図書館を市民にも利用開放しており、開かれたところでした。
岩手県の一番の通称一高は東大への進学数も多く、やっぱりちゃんと勉強できる環境を作っているところは、実績も出ているのでは?
と感心した覚えがあります。
横浜市で高校生だった自分は勉強の環境は恵まれてなかったな、としみじみ思ったので。
ここからが色々思うこと…
いやはや、確かに高校生も、公務員試験を目指す大学生も2人以上揃うとうるさくなる。
ひそひそ話もなぜかうるさい。これ不思議。
でも、そうでなくまじめに勉強している学生も多い。
なぜ自習しようとする前途ある若者を締め出すのか、そういったスペースくらい公共施設でたくさん余っているはず。
プラス生涯学習と称して、大人の団体には優遇。成果云々はどうこう言うつもりはないが、自らの学問探究や向上のためには
同じか却って、大人の方が金銭的余裕があるんだから、わざわざ税金の施設を利用しなくてもいいんじゃないの?とも思う。
学生は勉強が忙しい子はバイトなんてできない。親も学費に金がかかる。どうにもならない。
家で勉強すればいいなどというのは、実際に受験勉強してこなかったか、よほど裕福だったのだろう。
家族の生活の音とか図書館などに比べて集中できない環境の方が多い。誘惑も多いし。
というわけで、経済効果ばかり追求してきた日本なのだから、もう少し文化水準というかそういったものも
充実させるべきだとおもう。
その一歩はやはり学習したい人には学習できる環境を提供することだと思う。
大人の図書閲覧の邪魔だから、学生を追い出すっていうのもね…なんだかね。
図書なんてそれこそ借りて家で読めばいいし。
レポートとか論文執筆とかそれこそ自分の大学の図書館のが充実しているし。
誰がどういう目的で前途ある学生を邪魔者扱いしているのか、不思議でならない。