今、終活ブームらしい。
自分は終活をしているが、人生ではなく夢についての終活。
子どもの頃から漠然と憧れていた夢。
夢が破れ、片付けをしている。
夢が叶ったら、晴れ晴れとした気分で処分しようとしていた。
十数年間たまりにたまった物たち。
思い立ったときに少しは片付けていたけれど、やはり多い。
そして切ない。
夢が叶うのを目指して努力していた自分
つらい思い出
物たちを見ると当時の記憶が蘇る
夢を終わらせるための終活。
不甲斐ない自分
情けない自分
挫折した自分
ご高齢の方がしている終活は意味が違うけれど、思い出のあるものを処分するのは
かなり大変な思いをしてるのではないだろうか。
と、しんみりしたけれど、
趣味にだって大金をはたく
アイドルのおっかけだってそう
熱が冷めたときの絶望感
なんだ、同じじゃん
強制であれ、自発的にであれ、終わりは終わり。
これからの自分を大事にするために
過去の自分に縛られないようにするために
持ち物の棚卸しは大事。
収納スペースだってコストがかかっている
いらなくなったんだから、
ジメジメせず、前を向いて行こう
がんばった自分という事実は確かに存在した
過去の遺産はそれだけで充分、そんな気がした